箱根駅伝の区間別ポイントと過去の名ランナーの戦績などを紹介します

箱根駅伝のコース紹介

箱根駅伝は10区間200キロ超に及ぶ、長丁場の駅伝です
 
一区間平均20キロ超というのは世界一といってもいい
過酷な駅伝です
 
コース・中継点おさらい

箱根駅伝は芦ノ湖の往路ゴールはずっと変わっていませんが、それ以外の面では、
コースの変更や中継点の変更、ゴール地点の変更など意外と頻繁に
マイナーチェンジを繰り返しています。

第85回大会は以下のコースで開催されます。


往路 (108.0km)
1区 (21.4km) 東京大手町・読売新聞社前 → 横浜鶴見・鶴見市場交番前
2区 (23.2km) 横浜鶴見・鶴見市場交番前 → 横浜戸塚・古谷商事前
3区 (21.5km) 横浜戸塚・古谷商事前 → 平塚・花水レストハウス前
4区 (18.5km) 平塚・花水レストハウス前 → 小田原・メガネスーパー前
5区 (23.4km) 小田原・メガネスーパー前 → 箱根町・芦ノ湖駐車場
復路 (109.9km)
6区 (20.8km) 箱根町・芦ノ湖駐車場 → 小田原風祭・鈴廣前
7区 (21.3km) 小田原風祭・鈴廣前 → 平塚・花水レストハウス前
8区 (21.5km) 平塚・花水レストハウス前 → 横浜戸塚・ボルボ前
9区 (23.2km) 横浜戸塚・ボルボ前 → 横浜鶴見・鶴見市場交番前
10区 (23.1km) 横浜鶴見・鶴見市場交番前 → 東京日本橋

総距離 (217.9km)

かつては最長区間であった2区と裏返しの9区ですが、中距離選手にも活躍の場を
設けようということで4区が短縮されたことにより、5区の距離が伸び現在は
5区が最も長いコースとなっています。

長い上に標高差は800メートル以上ですから最も厳しいコースと断言しても
異論は出ないでしょう。

またゴールが東海道の基点である日本橋に移動したことで10区の距離も
長くなりました。

駅伝では前半で遅れると追い上げが困難なため、かつてはほとんどの大学が
前半型のオーダーを組んでいました。

しかし、4区が短くなり10区が伸びたことで、2区、5区、9区、10区にそれぞれ
力のある選手を入れる大学が増えてきています。

特に近年は、シード争いも激化しており、力のあるランナーを10区に取って
おけるかどうかで明暗を分けることも増えています。

来年もどんなレースが繰り広げられるのか楽しみになってきましたね。
 

この走路について、1区から順に紹介していきます
 
区間別走路情報(1区)

スタート区間である1区のコースの特徴と、出走する選手の傾向、
最近のレース模様などを紹介します。

1区は、大手町の読売新聞社前をスタートし、横浜市の
鶴見中継所までの21.4キロ。

都心の平地部分を走るため、アップダウンはほとんどなく、
新八ツ山橋と六郷橋の二つの橋だけが坂らしい坂といえます。

スタート区間ということで中盤過ぎまでは全選手集団と
なることが多く、全区間で選手間のタイム差が最もでにくい
区間です。

かつてはエース急の選手を配置してスタート直後から独走を狙う
チームもありましたが、近年の傾向としてはトップランナーが
見える位置でタスキを渡してくれればよいと、お互い牽制しあい、
スローペースになることが増えています。


ただし、仮に先頭から1分以内であっても順位を大きく落とすようだと、
2区以降の苦戦が避けられず、やはりある程度の力を持った
選手が多く出てきます。

駅伝では一定のペースで長く走るペース走が大事ですが、一区では
他のランナーとの駆け引きが必要となることもあるため、
競って強いというのがランナーのひとつの基準になります。

山登り五区名勝負。

箱根駅伝が他の駅伝と違うところはなんといっても山登りの五区、
山下りの6区という特殊な区間があることです。

この区間で好走するランナーは必ずしもトラックの10000メートルが
早いランナーとは限りません。

かなり適正が問われるコースですが、エースの2区以上に最も
ランナー同士のタイム差がつきやすいコースです。

特に最近5区は距離が増えたため、格好のエース級が走ることが多くなり、
ますます目が離せなくなりました。

最近では順天堂大学の今井正人選手。
2年次から3年連続5区を走り、3年連続区間賞しかも区間新という
すばらしい記録を作りました。

また古くは早稲田の木下哲彦選手、順天堂の仲村明選手、神奈川大学の
近藤重勝選手などスペシャリストとして4年間5区を走り、チームに貢献した
選手も多くいます。

また大東文化大学は伝統的に5区の名ランナーを多く出しており、
4年連続区間賞の大久保初男選手、同じく4年連続出走し、4年次は発熱のため
ブレーキとなったものの区間賞2回の奈良修選手など印象に残る
選手を多く輩出しています。

平地の総力だけでは決して勝てないのが箱根の難しさです。、


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